「こんなときに褒めれば賢くなりますよ お家の中編」 注意するポイント

前回のエントリで「こんなときに褒めれば賢くなりますよ」というのを、もうある程度決め打ちで書きました。

「寝てる」
「伏せてる」
「座ってる」

イヌがこういうことをしているときに、「褒める」ってことをしていれば、いずれ「よく寝て、よく伏せ、よく座る」イヌになります
ほぼ間違いなくなります。
嘘だと思うなら、やってご覧なさいという感じなんですが。
「やってみたけどなんないじゃんよ」というご意見もあるやもしれません。

あなたはいかがでしょうか?
実際にやってみられていますか?

「やってみましたけど、変わりませんねぇ」ということもあるかと思います。
そんなわけで、注意すべきポイントをいくつか。

「アドバイス通り褒めたけど変わらないぞ」という方のために
注意すべきポイント

・ある程度時間はかかります
あくまでも僕の個人的な経験での話ですが、大体の方の「やってみました」は「3」が多いようです。

まず「3回ぐらいやってみた」という感じ。
少ない。
少なすぎる。
3回やって変わるんなら、こんな楽なことありません。

次に「3日ぐらいやってみた」という感じ。
これも少ない。
短い。
足りません。

せめて3週間

最低3週間はやってください

そうすれば、大体どんな子でも変わってきます。
変化が見えます。

「叱る」とか「罰を与える」という対応は、割と変化がすぐに出たりします(その後、元に戻りますけど)。
反対に、「褒める」ことを基本とした対応は、変化がゆっくりだったりするんですね。
よく「根気が要る」なんて言われたりもするんですが、まあそれは結構その通りだったりもします。

「褒めつつ変化も早い」という技もあるんですが、それはまたいずれ。
とりあえず、最低3週間は続けるんだなぁということを、覚えておいてください。

・元の状態を覚えておいてくださいね
時々、トレーナー側から見れば「明らかに変わってる」のに、飼い主さんが気づいていないことがあります
おそらく、毎日接していく中で、ゆっくり、ちょっとずつ変わっていくから、気づきにくいんでしょう。
ですから、元々どんな状態だったのか?ということを、覚えておいてください

一番いいのは、録画しておくこと。
スマホでもデジカメでもなんでもいいですから、ちょっと長めに録画してください。

あるいは、記録をとる。
吠えてるんなら、大体1日に何回吠えたのか?
あるいは、1回あたりの吠えの持続時間は何秒ぐらいなのか?
この辺を、まずは数えておきます。
イタズラや、走り回るのも、数えておきます。

そして3週間経過してから元の状態と見比べたら、明らかに変わっているはずです。

「いや、全然変わってませんけど?」という場合は、何か別の要因が絡んでいるはずです。

注意すべきポイントは、まだあるんですね。

続きます

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hit1678 について

1978年9月17日生まれ。♂ Dog Life Design ocean style代表。 行動学(行動分析学)に基づいた、イヌの問題行動の改善が専門。 高校卒業後、警察犬訓練士に師事。その後、家庭犬の訓練に従事する。 現在は、問題行動の改善をメインとしつつ、しつけ、トレーニングではなく、「ヒトとイヌの暮らし」を支える「Dog Life Design」というコンセプトで、京阪神をメインに訪問セッションやセミナー講師を務める。 現在、立命館大学大学院応用人間科学研究科応用人間科学専攻(対人援助学領域)に通う社会人大学院生。
カテゴリー: ベースアレンジ, 接し方のベースアレンジ タグ: , , , , , , , , パーマリンク