しつけがうまくいく、楽になる、ちょっとした「ひと工夫」

ベースアレンジ=毎日が楽になる、ちょっとした「ひと工夫」

気軽に、手軽に色んな情報を手に入れられるようになったからでしょうか、多くの飼い主さんが、「トレーニング法コレクター」になっています。

 「雑誌、本で読んだ」
 「ネットで見つけた」
 「テレビで見た」
 「mixiとかフェイスブックで教えてもらった」
 「散歩仲間にアドバイスをもらった」
 「いつも読んでるブログに載ってた」

たとえば「空き缶に小石などを詰めて床に投げつけ、大きな音を立ててびっくりさせることで罰を与える」という、いわゆる「天罰法」とかは有名ですね。
他にも「犬を背後から抱きしめて、徐々にフセの姿勢に持っていく」という、「ホールドスチール」とか?
「ナントカ式訓練」とか、「ほにゃらら式トレーニング」とか…

こんな感じで、とにかく「目新しいトレーニング」を、試してみる毎日。
結果は、うまくいったり、いかなかったりだと思います。

「しつけ方」や「トレーニング法」は、もちろん大事です。
「毎日トレーニングを頑張る」というのも、とても素晴らしいことです。
でも、それと同じぐらい、ひょっとしたらそれよりも大事なのは、その「土台」「基礎」の部分(ベース)です。
ここが整っていないと、どれだけ「しつけ方」や「トレーニング法」を探しても、うまくいかないというのがこれまでのお話でした。

さて、「基礎が大事」という話をすると、なんだか地味ーで、地道ーで、ものすごく根気がいるような感じがしますね。

 「毎日毎日、一生懸命いろんなことに気をつけるってこと?
  かえってしんどそう…」

こんな感じもしますね。

ここでお伝えしたいのは、むしろその逆です。
あくまでも「日々の生活(ベース)が楽になる、ちょっとした工夫をする(アレンジ)」ということなんです。
目指すのは「基礎トレーニングを頑張りましょう」ではなくて、まずは「ベースになる部分の安定」です。
その「安定」のために、ちょっとした「ひと工夫」をするんです。
「何かを頑張る」ではなくて、むしろ「頑張らなくてもなんとかなっちゃう」方向を目指すものです。

場合によっては、しつけとか、トレーニングとかをやらなくても、この「ちょっとしたひと工夫」で、問題が解消することもたくさんあります。
たとえば…

 「模様替えをしただけで、吠えがなおった」とか…
 「ご飯のあげ方を変えただけで、大人しくなった」とか…
 「声のかけ方を変えただけで、噛まなくなった」とか…

いずれも、全部実際にアドバイスをして、イヌの行動が変わったんです。
では、散々話に出ている「ベース」となるものは、どんなものなんでしょうか?

続きます

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hit1678 について

1978年9月17日生まれ。♂ Dog Life Design ocean style代表。 行動学(行動分析学)に基づいた、イヌの問題行動の改善が専門。 高校卒業後、警察犬訓練士に師事。その後、家庭犬の訓練に従事する。 現在は、問題行動の改善をメインとしつつ、しつけ、トレーニングではなく、「ヒトとイヌの暮らし」を支える「Dog Life Design」というコンセプトで、京阪神をメインに訪問セッションやセミナー講師を務める。 現在、立命館大学大学院応用人間科学研究科応用人間科学専攻(対人援助学領域)に通う社会人大学院生。
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