イヌがコタツの中で丸くなる理由 ハウス、クレートトレニングのヒント 2

雪やこんこん あられやこんこん♪
イヌは喜び庭かけ回らないんですよねこれが。
そもそも庭付1戸建というのもなかなか手が出せませんし。
まあ、そういう話ではなくって。

最近のイヌも、ネコさん同様「コタツの中で丸くなる」のが定番となっているようです。
しかし、「コタツの中で丸くなる」のを、わざわざ教えた人はきっといないでしょう。
うちのイヌにしても、最初はコタツ布団をめくってやって、コタツの中に誘導してあげましたが、一度も褒めることなく、今ではコタツの中で寝ることが多くなりました。
これまでの人生(犬生?)において、初のコタツ体験ですが、あっという間に覚えてしまいました。

「寒いから、温かいところでじっとしてるだけ」と言ってしまえばそれまでせすが、前回のエントリの最後にこんなことを書きました。


「寒いから、温かいところでじっとしているだけでしょう?」

その通り。
その通りなんですが、これもすごく大事なポイントなんです。
「褒める」ということの大事なポイント、あるいは「ハウストレーニング」「クレートトレーニング」の重要なヒントにもなっています。
次回、「イヌはコタツで丸くなる」のは、なぜなのか?その本質に迫っていきます。


この「教えたわけでもないのにコタツに入って丸くなってる」というのは、行動を教える、しつけをする、トレーニングするということにとても大きなヒントを与えてくれます。
それは、「イヌにとってのメリットがあれば、進んでそれをやるようになる」ということ。
ごくごく当たり前の話です。
当たり前の話なんですが、当たり前すぎてうっかり忘れちゃうことが多いようです。

色々なトレーニング方法や、しつけ方をお勉強されている方に多かったりするんですが、色んな知識があるために、この一番大事な基本原則、原理をうっかり忘れてしまったりするんですね。
イヌが指示に従わなかったときとか、うまく行動がコントロールできなかったときとか、そういうときにまず考えるべきなのは「イヌにとってのメリットを用意できているかどうか」です。
ボディーランゲージがどうとか、なんちゃら本能がどうとか、ほにゃららトレーニング・訓練がどうとか、そんなややこしいことを考える前に、まず考えるべきなのは「メリットを用意できているか?」という、ごくごくシンプルなことです。
イヌにとってのメリットを用意することができていれば、行動のコントロール自体はそれほど難しいことではありません

ただし、何度も書きますが、この「メリット」というのはイヌが決めます
私たち、人間ではありません。

では、その「イヌにとってのメリット」というのは、どうやって見つけるのか?
方法はたった一つです。
とにかく、まずはあなたなりにイヌを「褒めて」みてください。
声をかけるでもいいし、撫でるでもいいし、オモチャを与えるでもいいし、食べ物を与えるでも構いません。
そして、その「あなたなりに褒めた、イヌの行動」が、「繰り返し起こっているか?」を、きちんと見ていきます。
あなたの「褒め方」が、イヌにとってメリットを感じられるものであれば、その行動は繰り返し起こります
反対に、イヌにとってメリットを感じられない場合は、その行動は繰り返し起こりません

また、声のかけ方、撫でる場所、オモチャや食べ物の種類でも、変わってくるかもしれません。
褒めるタイミングというのも重要になってくるでしょう。
これはもう、試行錯誤の中でやっていくしかありません。

もしも、どうしてもわからない。
褒めているはずなのに、変わってこない。
そういう場合は、是非ご相談ください。
あなたのイヌにとって、何が「嬉しい」「楽しい」「ハッピー」なのかを、見つけるお手伝いをさせていただきますので。

続きます

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hit1678 について

1978年9月17日生まれ。♂ Dog Life Design ocean style代表。 行動学(行動分析学)に基づいた、イヌの問題行動の改善が専門。 高校卒業後、警察犬訓練士に師事。その後、家庭犬の訓練に従事する。 現在は、問題行動の改善をメインとしつつ、しつけ、トレーニングではなく、「ヒトとイヌの暮らし」を支える「Dog Life Design」というコンセプトで、京阪神をメインに訪問セッションやセミナー講師を務める。 現在、立命館大学大学院応用人間科学研究科応用人間科学専攻(対人援助学領域)に通う社会人大学院生。
カテゴリー: 「イヌを褒める」を考える, ベースアレンジ, 考え方のベースアレンジ タグ: , パーマリンク